2011年06月 04/035
新幹線の帰りに読んだ本。海洋温度差発電の世界的権威による「抜く」技術の話。
達人こそ自然体だよな、という漠然とした思いから読んでみた本。「抜く」ことについて、事例や法則を通じて考えさせられます。
逆風期にあってこそ、「引く心」を忘れるなという指摘は特に共感。結果が良くない時にこそきちんとていねいに挨拶し、感謝の気持ちをもつことが大切。
「抜く」ためには普段から全力で「押す」ことが前提だと繰り返し語る姿勢も印象的でした。他の本も読んでみたい。
あとはメモ。
「カルノーの法則」 →熱源から仕事をとりだすためには、外部に一部の熱を放出しなければならない
「石井樋」を通じた「抜く」思想。
「葉隠」の一説「人間一生まことにわずかのことなり。好いたことをして暮らすべきなり」
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ビジネス書
- 感想投稿日 : 2011年6月12日
- 読了日 : 2011年6月11日
- 本棚登録日 : 2011年6月12日
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