君たちはどう生きるか (ワイド版岩波文庫 268)

著者 :
  • 岩波書店 (2006年4月14日発売)
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感想 : 57
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岩波文庫版よりもこちらの方が文字が大きく読みやすい。

スタジオジブリの最新作が来年の夏に公開される予定だ。本書はこの映画の題名のもとになっている(内容は全然別物らしい)。

物語の主人公コペル君は15歳の中学2年生。学校など日常生活を送る中で感じたことに対して、叔父さんが「おじさんのノート」として手紙をしたためる。

最初はおじさんの気持ちになって読んでいたが、とんでもない。自分はコペル君の域にも達していないことを痛感した。なにより経験を自分の糧にできていない。自分の頭で考えるということが全くできていない。

最後の丸山眞男の解説を読んで、読みの浅さもよくわかった。

読んでいて情けなくなった。もっと精進せねば。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2022年12月17日
読了日 : 2022年12月17日
本棚登録日 : 2022年12月17日

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