岩波文庫版よりもこちらの方が文字が大きく読みやすい。
スタジオジブリの最新作が来年の夏に公開される予定だ。本書はこの映画の題名のもとになっている(内容は全然別物らしい)。
物語の主人公コペル君は15歳の中学2年生。学校など日常生活を送る中で感じたことに対して、叔父さんが「おじさんのノート」として手紙をしたためる。
最初はおじさんの気持ちになって読んでいたが、とんでもない。自分はコペル君の域にも達していないことを痛感した。なにより経験を自分の糧にできていない。自分の頭で考えるということが全くできていない。
最後の丸山眞男の解説を読んで、読みの浅さもよくわかった。
読んでいて情けなくなった。もっと精進せねば。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年12月17日
- 読了日 : 2022年12月17日
- 本棚登録日 : 2022年12月17日
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