パリ警視庁迷宮捜査班 魅惑の南仏殺人ツアー: 魅惑の南仏殺人ツアー (ハヤカワ・ミステリ 1960)

  • 早川書房 (2020年10月1日発売)
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感想 : 27
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もう増えるの?w

個性豊かな特別班の面々に早くも新たなメンバーが加わります
もちろん既存メンバーに負けない個性を持っています

2作目にしてメンバーが同僚から仲間になっているのが凄い伝わってきてなんだか嬉しくなっちゃいます

また巻末の解説にも言及がありますがこの作品の 魅力はなんといっても否定されない気持ち良さです

様々な個性が警察という組織の中で否定され続け疎外されてきた特別班のメンバーたちもここでは否定されずにそのままの個性を活かし持っている能力を最大限に発揮して活躍します
そしてそれはリーダーの主人公カペスタンが自然体で受け止め、受け入れ、信頼して任せてくれるからに他ならないのです
カペスタンは絶対に否定しません
そのままでいいんだと全身全霊で伝えてくれます
もちろんそれは特別班のメンバーだけでなく読み手にも向けられてる気がするのです
「あなたはあなたのままでいいんだ」と

自分を信じてくれるカペスタンを信じて今日もありのままの自分で生きていくぜ!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ソフィー・エナフ
感想投稿日 : 2022年5月19日
読了日 : 2022年5月18日
本棚登録日 : 2022年5月17日

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