長い廊下がある家 (光文社文庫 あ 42-4)

著者 :
  • 光文社 (2013年7月10日発売)
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感想 : 68
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シリーズ物だと知らず途中から手を出してしまったことに対しては正直負い目がある。
定石に習って1作目から読んでいればまた違う印象を受けてのかもしれない……。

基本的に話は被害者の関係者のモノローグから始まり、彼らが抱える問題や関係について描写される。
事件が起きれば視点が変わり、ミステリー作家?の有栖川視点へと切り替わる。

トリック自体はどれも意外性があまり無かったために、練りこまれてはいるが盛り上がる程では無かった。
有栖川の少しお調子者な性格と、堅物的な警部との対比や掛け合いは面白かった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2019年12月2日
読了日 : 2019年12月2日
本棚登録日 : 2019年12月2日

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