舞台は2000年代の秋葉原だが、あまり古さを感じないのは当時を知っているからだろうか。意志を持ったAI型サーチエンジンを開発した若者たちと、そのサーチエンジンを奪い権益を独占しようとするIT企業社長との戦いの物語。新年1冊目は明るく楽しい本を読みたいので、よくこの時期に再読する。石田衣良作品の中では1番のお気に入り。缶おでんを食べたことがないので毎回読むたびに憧れている。ページとタイコの持病を逆手に取り、尋問で自白を逃れるシーンが好き。6人のその後も気になるので続編出ないかな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
エンタメ
- 感想投稿日 : 2023年1月2日
- 読了日 : 2011年12月20日
- 本棚登録日 : 2021年4月17日
みんなの感想をみる