ハリー・ポッターと不死鳥の騎士団 ハリー・ポッターシリーズ第五巻 上下巻2冊セット(5)

  • 静山社
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 何度読んでもベールの向こう側に倒れた彼と、ハリーの運命、ダンブルドアの告白に涙する。終盤に至るまではアンブリッジの悪行に怒り、沸点の低くなった思春期ハリーに振り回され心が疲弊する5巻だが、双子の痛快な大活躍(特にピーブズの敬礼!)に救われる。私の推し・ネビルにどんどんスポットが当たってきて、愛しさが溢れ出る。偉大で絶対的安心感を与えてくれるダンブルドアもちゃんと1人の人間であるということがわかり、物語にグッと深みを生んでいると感じる。
 ハーマイオニー然り、ジニー然り、やはり女の子の方が早熟だが、チョウ・チャンはちょっといただけない。気持ちもわからんでもないし、10代だから悲劇のヒロインになりきるのはわかるが、女の嫌らしさが全開で好きになれないキャラ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 海外児童書
感想投稿日 : 2023年3月4日
読了日 : 2004年10月3日
本棚登録日 : 2021年4月17日

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