夢見た舞台女優として歩みを進める
妙子が、ある日出会ったのは
着物に女袴、おしゃれな断髪のおかっぱで
あたまにちょこんとベレー帽を載せている
自分と同じ年端ぐらいのハルちゃん。
右に左に、楽しそうにステップを踏みながら
ヴァイオリンを弾くハルちゃんとそれに合わせて歌う妙子との掛け合いは心に残る名場面。
舞台が近代というのがまた雰囲気あって良い。
出会いや別れ、恋模様やお家問題…次々と起こるそれはまるで人生の一部を見ているような。
可愛い表紙とは打って変わってしっかり重めな内容。
読み終えてから表紙を見てポカポカ。
プロローグを見返してジーン。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2024年3月22日
- 読了日 : 2024年3月21日
- 本棚登録日 : 2024年3月21日
みんなの感想をみる