東野圭吾さんの短編集。
ミステリーではなくどちらかというと「世にも奇妙な物語」を彷彿とさせるような物語で一つ一つが短いのでサクッと読むことができます。
人間の醜さや悲しさ、可笑しさなど読んでいると今にも通ずるような事が書かれていて古臭くない作品です。
一番のお勧めは「おっかけバアさん」かなぁ。
今の「推し」に嵌っていく人たちが自分の生活を犠牲にしながら破滅していく所がとても生々しく描かれていく所がとても面白かったです。
この「◯笑小説」シリーズはまだまだあるのでこの連休中に読んでしまいたいです。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説(ミステリー以外)
- 感想投稿日 : 2023年5月4日
- 読了日 : 2023年5月4日
- 本棚登録日 : 2020年8月25日
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