同著者の「妻のトリセツ」とはテイストが異なり、より「脳科学の専門家」らしい見地から書かれている。
AIをつくるうえで男女の脳の違いを知った著者が説く、男女の溝を埋める言葉かけがタメになる。
女性は子の保護や自身の安全への危機意識が高いため、身の回りのちょっとした変化への感度が高い。
男性は(ときに世界レベルで)全体把握に優れており、身の回りの変化には疎い。
女性は些細なことにきれているように感じるが、本人にとっては些細ではなく、本人がどう感じるかが重要。
コトではなく感情を理解して、感情に寄り添うことが必要。
モノを買う時などの「検討する」とは、男性は比較すること、女性はそのモノを感じつくすこと。
やたらと他のものも見てみよう、と勧めるのは無駄である。
妻のことを依怙贔屓することで特別感を与える。
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- 感想投稿日 : 2020年12月15日
- 読了日 : 2020年12月15日
- 本棚登録日 : 2020年12月15日
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