ボリュームたっぷりなのに全然重圧な気がしない、それくらい内容が深くグッとさせる話だった、が、ラストの熊との格闘はどうなんだろう?救われなさ過ぎてせっかくいろんなことに未来が開けていたはずなのにすべてを閉ざさせらこの結末。
山妣という生き様が鮮烈な印象を受けたがその周りの登場人物はあまりにスカスカ過ぎた。熊が魔物になっちゃった当たりは萎えてしまった。むしろ熊が暴走しなかったらこの物語は締められなかったかもしれないが....
いろいろと後味が悪いながらも読む事に引き込ませてくれた話だった。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ヒューマンドラマ
- 感想投稿日 : 2020年12月5日
- 読了日 : 2020年12月5日
- 本棚登録日 : 2020年9月19日
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