「再生」をテーマにした7編の「苦しみから立ち上がり、もういちど人生を歩き出す人々の姿を鮮やかに切り取った短編集」。
表題作の「約束」は池田小学校の事件を元にしているそうです。
どうしようもない悲しみや喪失感から抜け出すのは容易いことではないけれど、でもいつかは前を向いてもう1回歩けるんだと、元気づけてくれるような話がつまっています。
すごく泣けるけど、嫌味なく読めます。私は「天国のベル」が1番のお気に入り。
のんびりすごす週末のお供なんかにおすすめ。
読書状況:読み終わった
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┣石田衣良
- 感想投稿日 : 2011年3月9日
- 読了日 : 2011年3月9日
- 本棚登録日 : 2011年3月9日
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