文庫版 魍魎の匣 (講談社文庫)

著者 :
  • 講談社 (1999年9月8日発売)
4.01
  • (1998)
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本棚登録 : 12998
感想 : 1193
4

ラジオで「"パクリ"とは乏しい知識だからこそ起こる」正しく、詳しい知識を持って見れば、違いを認識することができる。
という話を聞いたことを思い出す。

シリーズ二作目
キャラクターと謎で読ませるのだけど、やはり京極堂の説明シーンは少し長く感じました。"圧倒的な知識の塊"である京極堂が説く内容は、要はちゃんとした知識をもって相手の誤りを指摘しつつ、少し心を誘導しているのが二作目でちゃんと意識して読むことができました。

でもまだ秋彦さんがどんな人なのかいまいちわかってない(見えてるのは一部のように感じる)まだ箱の中身まで見えてない感じでした。

木場さんはわかりやすくて好印象。
榎さんは…結構「境界線」の上でフラフラしてる感じ。
関くんは少々鬱陶しいが、いないと説明パートが始まらないから助かってます…

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年9月30日
読了日 : 2021年9月30日
本棚登録日 : 2020年8月22日

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