首を斬られにきたの御番所 縮尻鏡三郎 (文春文庫 さ 28-13)

著者 :
  • 文藝春秋 (2007年6月8日発売)
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感想 : 8
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久々にヒットの予感。縮尻鏡三郎と呼ばれる御家人は、、評定所留役としてエリートコースを邁進していた。幕閣内の政争に巻き込まれて失脚も、上役の世話で現在は大番屋の元締め。江戸に暮らす人々の萬相談事が持ち込まれる。
次から次へと持ち込まれる相談.噂に聞く事件などが絡んでひと騒動。

当時の実際にあった事件も絡めて、実にリアルな人間像が出来上がっている。

残念なのがこれがシリーズ一作でないこと。
第二弾。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2019年6月21日
読了日 : 2019年6月21日
本棚登録日 : 2019年6月13日

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