なかなか暮れない夏の夕暮れ (ハルキ文庫 え 2-3)

著者 :
  • 角川春樹事務所 (2019年8月8日発売)
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本棚登録 : 1494
感想 : 85
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稔が読んでいる海外ミステリーの話が気になって仕方がなかった。みんなそれぞれ自分の人生を生きている中で、稔は終始稔だった。読書に夢中になりすぎて、親友であり税理士の大竹が家にきていることを忘却してしまう、稔。
読書をしていて、中断するときのまだ本の中にいる感覚、いいなとおもった。
だけれど、渚が読書は冷たいみたいなことをいってたとき、それもそうだなーと思う部分もあった。
どちらにせよ、面白かった。
終始いい雰囲気のお話だった、「はい、お疲れさま」っていうセリフが妙に印象深い。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2021年5月4日
読了日 : 2021年5月4日
本棚登録日 : 2021年4月14日

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