虐待の家-「鬼母」と呼ばれた女たち(中公文庫)

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  • 中央公論新社 (2011年6月23日発売)
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感想 : 8
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P213 より引用

家賃と水道料金は合わせて8万7千円。これは海野の親が補填して・・・。
電気・ガス・携帯の公共料金・食費・日用雑貨・子供にかかる費用・その他で17~18万渡されていた。

これで、生活がなぜ苦しいのか?私立中学に行ってるわけでもなし。

著者は加害者を応援している。言い訳に取材できなかった方々がいるという事を書いてるけれど、こんな悲惨な事件で起こした女の何を庇う必要があるのか。

鬼母が愛情に飢え、自己否定が強いというのは分かるし、虐待が連鎖するというのもよく言われている事だが、ほとんど3ヶ月食べさせずビニールシートに寝かせているという事の異常さの言い訳にはならない。

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感想投稿日 : 2014年4月5日
本棚登録日 : 2014年4月3日

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