話題になっていて気になっていた作品。やっと読めた。
「女性の生きづらさ」に焦点が当てられた作品であることはふんわりと知っていたが、予想以上に内容に心をえぐられたせいで少しずつしか読み進められなかった。
どこを切り取っても、「SNSで時々見かける大炎上男尊女卑エピ」のような感覚であり、ある意味これに共感できないことは幸せなのかもしれないと思う。
ただそれは自分がたまたま恵まれた環境に居るだけであり、国を問わず今もキム・ジヨンや彼女と似た境遇の女性はいるはずで、ぜったいにそれを忘れてはいけないのだと思わされた。
なんとかそういうポジティブな気持ちで読了しようとしたのに、最後の最後で絶望した。
あまりにも展開が旨すぎて、それゆえにショックも大きかった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年12月24日
- 読了日 : 2023年12月24日
- 本棚登録日 : 2023年12月3日
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