荒野をかける銀色のたてがみ (文研じゅべにーる)

  • 文研出版 (1980年1月1日発売)
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本棚登録 : 2
感想 : 1

いまはすっかり廃れてしまった動物文学ですが、最近の子はマニアックなので、こういう本が受ける子もいるので何冊かご紹介します。
これはイギリスの荒野(ムーア)、嵐が丘の舞台になってるとこね、あ、秘密の花園も確かここだった……で、たてがみに銀の筋が一筋入った突然変異の子馬が生まれ、その一族の最後の一頭が滅ぶまでの100年間を描いた本です。
というわけで、たぶん類書がない……。
これがホントの話かどうかはわかりませんが、こういうテーマで書こうと思ったのが凄いよね。
いまなら逆に、この話を読みたい小学生は、いると思うんだけど、本は品切れ絶版で、たぶん公立図書館の書庫だと思います。
興味を持ちそうな子がいたらご紹介よろしく。
文章がうまく、読みやすいので、勧めやすいです。
活字は古いんだけど。

2023/02/10 更新

読書状況:未設定 公開設定:公開
カテゴリ: 【連載】今日の一冊
感想投稿日 : 2023年2月5日
本棚登録日 : 2023年2月10日

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