脳死 (中公文庫 M 274-2)

著者 :
  • 中央公論新社 (1988年11月10日発売)
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本棚登録 : 304
感想 : 20
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そもそも脳死とは何か。脳死の判定において何が問題になっているのか。人間の死とは何かについて難解なテーマではあるが詳細にとてもわかりやすく書いてある本。 読んで面白いと感じた点は、瀕死状態から復活した臨床例を見ると人には魂のようなものがあるのではないかと思った。また、医学と言うのは経験則的なものの集合体であり結局のところ人間の中でどういった反応が起きているのか解明されていないことも多いと言う点だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2023年2月28日
読了日 : 2021年10月10日
本棚登録日 : 2023年2月28日

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