周公旦 (文春文庫 さ 34-2)

著者 :
  • 文藝春秋 (2003年4月10日発売)
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本棚登録 : 254
感想 : 25
3

漫画の封神演義を読んでいた世代なので、
もう登場人物があの絵のイメージ。
この酒見さんの周公旦でも、そのイメージのまま読んでしまいましたが、
生真面目な感じがとてもあってるような気がします(勝手に思ってますがw)

最初のほうは、読み進めるのがちょっと大変だったのですが、
周公旦のあの真面目っぷり、頑張りっぷりが出てきてからは、
さくさくと読めました。
(太公望はギラギラしていましたwでもやっぱり頼もしい!)
良い経験ができた!って思える作品でした。
そしてまたもや、すごく読みやすかった。


今までも興味はあったが好きというほどではなかった中国史。
酒見さんの文章のおかげで、すごい好きになってきてる自分がいます。
(ほとんど孔明のせい)
「陋巷に在り」が早く読みたい。。。
(本屋においてほしい、切実に…!!)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 読みました
感想投稿日 : 2011年2月17日
読了日 : 2011年2月16日
本棚登録日 : 2011年2月17日

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