読み合いと戦闘描写。電子戦とダミーのぶつけ合い。
グリューエルの交渉術は2巻でも示されていたが、リンの電子周りの操作も以前よりも遥かに実践レベルになっていて、今回で敵勢力と対等に対峙する戦力になっている。
敵の正体と重力に関係した兵器はまだ未知数だけれども、十分に緊張感のあるやり取りと後々に起こるであろうオデット2世とバルバルーサの海賊船との衝突が読んでいる最中に見えてきて高揚感のある終わり方になっている。
ラストにリリカが出てきて引きに入っていくあたり、物語の続き物としてのやり方の「定番」にも入ってきているので続きが気になる。
後書きには上下巻の扱いと書いてあるので、詳細は下巻で。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
朝日ノベルズ
- 感想投稿日 : 2012年3月29日
- 読了日 : 2012年3月29日
- 本棚登録日 : 2012年3月24日
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