早く次作を翻訳してください。。。ハン・ソロが固まったまま終わってしまった "スターウォーズ 帝国の逆襲" みたい。これだけの伏線と大きなストーリーの種明かしをあと2〜3ミリでできるの??と下巻を読みながら残りのページの厚さを計算しながら思っていたのですが、いよいよ種明かしか!!っという瞬間に、全部帳消しになる大事件が起こり、次作へ続く!となってしまいました。くやしいけど、おもしろかったので、がまんして次作が翻訳されるのを待ちます。
ある悲惨な飛行機事故、公式には ”機器の故障” として調査が完了したとされている事故をめぐるストーリー。真相が隠蔽されているのではないか、という疑いを持った元NY市警の警官でいまFBI捜査官ジョンが、FBIとCIAのいろんな嫌がらせや権力を振りかざした妨害にもめげずに粘り強く調べ上げてゆく、というもの。実際にあった事故を元に、綿密に作られたフィクション。読み応えあり!!ひねくれ者ジョンのこれでもかという皮肉なジョークが繰り出されるのも、なかなか味があります。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
ミステリ/スパイ・陰謀
- 感想投稿日 : 2006年11月11日
- 読了日 : 2006年11月11日
- 本棚登録日 : 2006年11月11日
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