トヨタ物語 (強さとは「自分で考え、動く現場」を育てることだ)

著者 :
  • 日経BP (2018年1月18日発売)
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感想 : 36
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トヨタは、中小企業の時から何度も倒産の危機に立ち向かってきて「このままでは潰れる」という危機感が強い。それを忘れずに見事に引き継がれている。

トヨタ生産方式は、中間在庫を無くす事でピンと糸を張った緊張状態をつくる。不良品は流さない、異常があったらラインを止め手を打つ。
リードタイムを短くする=仕入から代金の回収を早くなる。トヨタ生産方式は経営に直結している。
佐吉と喜一郎が考えた思想を指導でうまく繋いている。
営業改革の話では鶏そぼろ弁当と幕の内弁当の話が納得の面白さだった。
トヨタ生産方式の導入は、指導する人により、結果は大きくかわり、間違いもおき誤解もされる。
全体的にエピソードを混じえて分かりやすく表現されていて有意義でした。支えてるのは現場主義!!

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 企業物語
感想投稿日 : 2020年10月9日
読了日 : 2020年10月9日
本棚登録日 : 2020年10月4日

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