勝負論 ウメハラの流儀 (小学館新書)

著者 :
  • 小学館 (2013年10月1日発売)
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本棚登録 : 618
感想 : 58
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日本初のプロゲーマーが書く勝負論。
勝つということは何なのか。
勝つだけでなく勝ち続けなければ意味がない。
目先の勝負に勝つことが、勝つということではなく成長し続けるということ、それこそが勝ち続けるということなのだ。

勝つということにこだわりすぎると大切なことを見失う。
しかしながら、そこのバランスが大切なのだ。

不器用だからこそ分解して、できるところまで自分のできるところまでしっかりと分解して基礎を固める。
分解して基礎をしっかりと固めることで、応用がきくようになる。
そこが固まっていないと、決して応用はきかない。
そしてそれは自分が不器用だからこそできることで、はじめから出来ていた人間には基礎固めなんてことはできなかったということ。


この本、かなり良書だった。
文体は冷静なのに、内容は熱量が多くてかなり読む価値ある。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2020年3月8日
読了日 : 2020年3月8日
本棚登録日 : 2020年1月6日

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