大学院生の主人公は今、金沢でクラゲの研究をしている。
京都にいる大学時代の友人や、妹、家庭教師をしていた少年などにそれぞれ宛てた手紙を通して話は進んでいく。
まさに森見登美彦ワールドですね。
ちょっとシュールで独特の世界観。
主人公が誠実なんだけれど、なんかずれててそれも面白さの一つ。
この独特の空気感が好みの分かれる所ではなかろうか。
言葉の選び方は秀逸だけれども、
爆笑するところなんてなかったし、笑いを狙って書かれているシュール感。
ここがハマるかハマらないか、それこそが森見登美彦ワールドですね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年6月27日
- 読了日 : 2020年6月27日
- 本棚登録日 : 2020年6月27日
みんなの感想をみる