さっちゃんのまほうのて (日本の絵本)

  • 偕成社 (1985年10月1日発売)
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子をもつ親なら・・・・いや、そうじゃなくても、涙なくしては読めない一冊。ゆびのないさっちゃんが、友だちから「手のないおかあさんなんてへんだもん!」と幼稚園を飛び出し、「さちこのてにはどうして指がないの!?」とお母さんと向き合うとき・・・・
お母さんはうそをつかずに本当のことを答える。さちこの手はずっとそのままよ、でもそれがあなたの手なのよ、そしてお父さんもお母さんも、あなたがとても大切なのよ。
障害を持つ子どもとその親について、多くを描いているわけではないのに、多くのことに思い至ることができる素晴らしい一冊です。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 子どもと読む絵本
感想投稿日 : 2020年3月31日
読了日 : 2020年3月31日
本棚登録日 : 2020年3月31日

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