江戸川乱歩傑作選 (新潮文庫)

著者 :
  • 新潮社 (1960年12月27日発売)
4.01
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本棚登録 : 10415
感想 : 961

9編が収められているが、どれも怖くて不気味。
そして登場人物たちは狂ってます。

好みの作品は
「二癈人」
「心理試験」
「赤い部屋」
「屋根裏の散歩者」
「人間椅子」

心理的に追い詰められていく感覚がたまりません。

それにしても、人間椅子の想像力は凄いですね。
空想世界のドキドキ感。
そしてラストの怖さにはブルッときます。



近頃乙一さんを何作か読んで、ホラーとかグロいのに少し耐性が出来ていたようです。
おかげで無事に恐怖世界から生還してきました(笑)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 2022
感想投稿日 : 2022年11月29日
読了日 : 2022年11月28日
本棚登録日 : 2022年11月28日

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コメント 8件

土瓶さんのコメント
2022/11/29

あおいさん、こんばんは~^^
読んだはず。読んだはずなのに半分は思い出せない?
意外と印象に残っているのは「鏡地獄」なんですよ。
あの男はその部屋で何を見たのか、っていうのがずっと残っています(笑)

いや~、なつかしいなぁ。

江戸川乱歩さんのって。周期的に読みたくなるときがなぜか来るんですよね。
特に年末。
なんでだろう?

なおなおさんのコメント
2022/11/29

あおいさん、こんばんは。
乙一小説で耐性が出来ていたってウケました(´゚艸゚)ププッ
私も耐性が出来つつあるかも!?

aoi-soraさんのコメント
2022/11/29

土瓶さん、こんばんは^⁠_⁠^

「鏡地獄」はヤバイですよね。
私、小さい頃から鏡が怖くてね。
合わせ鏡をすると、どっかに連れて行かれそうな気がして。
夜は鏡を見ないようにしてました。
今は大丈夫ですよ^⁠_⁠^

鏡地獄の彼は一体何を見たのでしょう(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)
それにしても、かなりの狂人(笑)

「芋虫」もグロいですよね〜

aoi-soraさんのコメント
2022/11/29

なおなおさん、こんばんは^⁠_⁠^

多分、耐性出来てますよ(笑)
ちょっと乙一さんっぽい作品もあるし。

土瓶さんのコメント
2022/11/29

鏡って……怖いですよね。うんうん。

いや~「芋虫」
でも、そんなにグロいのを書くくせに「心理試験」やら「二銭銅貨」みたいな知的なのも書くんだから参ってしまう。さすがというか……もう。

そうそう。乱歩といえばこの傑作選には漏れているようですが「白髪鬼」って作品が怖いです。
その設定が……。
子供心にチビリそうになりました。
機会がありましたらぜひ。

あ、作品タイトルうろ覚えなので間違ってるかもしれません。
謝っておきますm(_ _)m

aoi-soraさんのコメント
2022/11/29

白髪鬼?
グロい系ですかね(⁠(⁠(⁠;⁠ꏿ⁠_⁠ꏿ⁠;⁠)⁠)⁠)
今度読んでみます

kta0atkさんのコメント
2022/12/01

乱歩の怪奇性はすべて、人間の狂気をじっくり描いたことにありますね。
誰もが密かに持つ かすかな狂気。
だから共感してしまった読者は、内なる夢の世界に入り込んでしまいます。
そしてそこから帰れなくなりやしないか、という不安が乱歩怪奇小説の本質だと思います。

aoi-soraさんのコメント
2022/12/02

ktaOatkさん、はじめまして
コメントありがとうございます^⁠_⁠^

誰もが密かに持つかすかな狂気…
って、めちゃくちゃ怖いですね。
乱歩作品、読むの怖いんですがクセになります
これが入り込んでしまったという事でしょうか…
もっと読んでみようと思います!

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