想像していなかった結末
こういう話には弱い。。。(><)
ラスト読み進める手は止まらず涙腺は緩み、読了後深いため息が出た
可愛い猫(=^x^=)と旅するサラッと読める話だと思っていたが、ちょっと違っていた
車に轢かれて動けなくなった野良猫ナナはサトルに助けてもらい五年間一緒に生活するが、ある事情で手放さなければならなくなり、ナナの引き取り手(サトルの友人)を探す旅に出る
ナナが見た事ない景色を楽しみながら思い出を沢山作りながらの最後の旅
『7(ナナ)の形の僕の鍵しっぽは、通りすがりの素敵な物を全部引っ掛けてくれるはずだ』
話はサトルの友人目線とナナ目線で展開していく
サトルと友人達との思い出話からもわかるサトルの優しい人柄、そしてナナとサトルの強く深い絆、そして流れる風景が美しい
サトルっていいヤツだけど、不幸過ぎる環境・人生のせいで、早く大人にならざる得なかったんだろうなあ
叔母のノリコさんの不器用さが微笑ましかった
読んでいる途中で結末に気付くと思うが、ラスト読む時は一人で居る時にゆっくり味わう事をおすすめします
余談だが、アイヌの伝説の小さい民族コロポックルの話は知らなかった
あと二重の虹の根元、是非見てみたいと思った
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年4月16日
- 読了日 : 2023年4月16日
- 本棚登録日 : 2023年4月9日
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コメント 2件
hibuさんのコメント
2023/04/17
ハッピーアワーをキメたK村さんのコメント
2023/04/17