あれあれ、いきなり涙腺が緩むような展開ッ!
決して人前では読まないで下さい
こちらは村上たかしさんのコミックを、原田マハさんが小説化した作品なのだそうです
お父さん(飼い主)と、いつまでもお父さんを愛し続ける愛犬ハッピーのお話です
それに加えて、お父さんとハッピーの事を調べるうちに福祉事務所の奥津さんも、愛犬だったバンとの生活の日々を回想します
いつも真っ直ぐなハッピーがとっても可愛くて、穏やかで優しいお父さんが大好きな気持ちが沢山伝わってきました
遊んでもらえると、嬉しくて尻尾をちぎれんばかりに振るしぐさ♪
大好き過ぎて、お父さんの顔中を舐めまくる姿♫
犬って、こちらが照れてしまうほど表現がストレートなんですよね(*≧∀≦*)
でも時が経ってその生活はいつまでも続かなくなり、新たな展開が待っていました。。。
世の中、これでいいの?
お父さんの財布を盗んだ少年も、将来きっと苦しむのでしょうね
話はハッピーの目線で話が進みますが、実際犬がどう考えているかはわかりません
何が犬にとってしわあせなのでしょうか
悲しくて切ない、それでいて温かくもあるお話でした
カバー絵がアンリー・ルソーの『婚礼』で、素敵でした
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2023年11月6日
- 読了日 : 2023年11月6日
- 本棚登録日 : 2023年11月6日
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