[墨田区図書館]
公文で出てきた、名作「スーホの白い馬」を読ませようと思って検索したところ、いもとさんによる「世界の名作絵本」シリーズが出てきたので、その関連で借りてきた一冊。
正直、いもとさんの画による昔話の再生本には、昔話によくある途中のどろどろした表現や雰囲気が払しょくされて、ともすると終わり方まで変わってしまっているものが多いのであまり好きではないのだが、全てがそうというわけではないし、とにもかくにも知識と本との触れあいを広げる1ツールとしては子どもにより親しみやすい"絵本"となるので、このシリーズを使ってみることにした。
子どもに(絵)本を読ませるようになってここ数年、改めて読まずに粗筋を話せる話が少ないことに自分でも気づく。題名や作者を諳んじていても、ともすると「好き」という本でさえ、いざ話を説明しようとすると、雰囲気や場面しか思い出せない、、、この話も、「最後の一枚が散ったら死ぬ」という患者の思い込みと描かれた一枚の葉のこと自身はわかっていても、登場人物のこととか、関係とか、何も覚えていないことに読んで気づく(笑)
ホント子育てって"気づき"の日々なんだよな、と読んでいてふと日常を思いおこされた。ちなみに息子は、ベアマンさんが描いたということを最後説明するまでわかっていなかったみたい。というより、ただただシーンごとに話を理解して、その関連性を意識していなかった、という感じかな?気づけるときもあるんだろうけど、まだまだもう一息だな。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
子どもの読書履歴(読み聞かせ)
- 感想投稿日 : 2016年10月14日
- 読了日 : 2016年10月14日
- 本棚登録日 : 2016年10月14日
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