なぜ時代劇は滅びるのか (新潮新書)

著者 :
  • 新潮社 (2014年9月16日発売)
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本棚登録 : 509
感想 : 78
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半年くらい本を読んでなかったのか?
前々から借りては読めずが続いていた春日太一の本です。
時代劇はなぜ滅んだのか?

本当に年寄向けのコンテンツなのか?

小気味良く現在売れている役者をぶった切り、その刃は時代劇の制作者にまで及ぶ。
常に新しい事が出来るコンテンツなのにもったいないと訴え、時代劇の復興をもくろむ。

私はこの本を読み、タイムボカンシリーズを思い出してしまった。
大いなるマンネリと自虐しつつ、常に新しいことに挑戦していたはずなのに、気が付けば同じネタのルーティンで最後は打ち切りになるという…。

話はずれてしまったけど、ちゃんとやれば時代劇はまだ復活できる。
そんな期待はこの本を読めばわかる。

他の書籍も読んでみたいものです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ
感想投稿日 : 2021年4月24日
読了日 : 2021年1月23日
本棚登録日 : 2021年1月23日

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