陰陽師 瀧夜叉姫 上 (文春文庫 ゆ 2-17)

著者 :
  • 文藝春秋 (2008年9月3日発売)
3.91
  • (114)
  • (166)
  • (133)
  • (9)
  • (1)
本棚登録 : 1405
感想 : 107
4

シリーズの最初の方はかなり昔に読み終わっているので、ここからスタート。
長年積読になっていたものをやっとこ読む。
単純に図書館で本借りるタイミングがなかっただけなんだけど…。
初の(私が読んでいる現時点)長編。
平貞盛の顔にできた瘡の治療をする事を話のベースにし、百鬼夜行、各キャラクターの話を横軸に展開していきます。
後半で瘡の原因が平将門にかかわっている事がわかり、さてどうなるか?
が、ざっくりなあらすじ。
例によって道満は話をかき回し、見物を決め込んでます。
最後は将門が生きていた時代に首だけになり、俵藤太が見に行ったときには将門の首だけがなくなっていたところで話は下巻に続きます。
相変わらずリズムよく読み進められるので、飽きなく読めます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 陰陽師
感想投稿日 : 2017年10月3日
読了日 : 2017年10月3日
本棚登録日 : 2017年10月3日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする