ライトノベル風ビジネス小説がなぜか昔から好きなので読んでみた。
著者がトヨタで教わってきたことをもとに書かれたPDCAについての小説らしい。自分も仕事でPDCAを意識してできるようになりたい。ただ、PDCAの前提の5S(整理・整頓・清掃・清潔・しつけ)がまずなってないかもしれない・・・。
巧遅より拙速はちょっと勇気のいる行動だよなぁ。こういう話よく聞くけど、結果論な気がすることも多い。言ってることはわかるのだけれども。
『CHECK』の『評論家はいらない』という項目がよく分からなかった。主人公が自分から評論家っぽい発言をしたのならともかく、上司から「どう思う?」と聞かれたうえでの発言だしなぁ。あれってなんていえばよかったんだろう? 本心じゃないけど、「いいと思います」と答えるか、「分かりません」と答えるか。どれもダメなような気がする。
それにしても、何で主人公の好きになる相手がPDCAを教えてくれた先輩ではなくて、大阪弁の同い年の営業マンということにしたのだろう。そこがなぜか違和感があった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年5月31日
- 読了日 : 2014年5月31日
- 本棚登録日 : 2014年5月31日
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