大好きな作家の小説。やはり面白かった。冒頭の男女の出会いの描写がとても官能的だった印象。その後はまあ、そのまんまの展開が生々しく描かれているだけだったから、冒頭の特別感が薄れた記憶が。
しかし、テーマも重く、そして真相が近づくにつれ救われない気持ちに。そう言えば被害者の背景とかの話もテーマとして絡んだ気がするけど、読んでしばらく経つと、そのテーマは特に必要なかったのでは?と思う。なので☆4つ。
琵琶湖で、この空気を味わってみたくなった。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2022年7月25日
- 読了日 : 2022年7月25日
- 本棚登録日 : 2022年7月25日
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