話の筋が面白い小説は、先を知りたくて結構飛ばし読みになりがちです。
殺人事件も有り「B級エンタテインメント的」と訳者が言うこの小説は、
それを拒否します。
視点や名前がコロコロ変わり、飛ばし読みを邪魔します。
もしかして、キルケゴール『反復』と絡めた難しい解釈より、それが作者の目的?
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年8月10日
- 読了日 : 2020年8月9日
- 本棚登録日 : 2019年5月30日
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