悪役令嬢は『萌え』を浴びるほど摂取したい! (1) (角川コミックス・エース)

  • KADOKAWA (2022年2月10日発売)
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本棚登録 : 75
感想 : 3
5

悪役令嬢レティーツィアに転生した主人公。
帯に隠れてますが、パッケージ(笑)の表紙と裏表紙がゲーム仕様になっているのが楽しい。
注意欄にはNO推し×自分の夢展開。とも書いてある通り、レティーツィアは最推しのリヒト様の婚約者であるが推しとくっつくのは望んでおらず幸せになった推しを愛でたい方向なので、穏便な婚約破棄を望んで行動する。
追放は推しの傍にいられなくなるのでそれも却下。
ヒロインマリナを陰ながら応援している中で、危険な「オタク友達」を作る過程が面白かった。
オタクって「同じ匂い」がわかるんですね、わかります。
でも、あの「勝負!!」は笑った。本当に勝負ですからね、同じオタクでも方向性が合わないと地雷ですし。
でも貴族社会で萌えを語れる人なんているんだろうか?と思ったけど、庶民ならいますよね(笑)しかも禁断のBL要素も語れる友達が出来るなんて奇跡!
そう、不意にBL要素がぶっ込まれてくるので人前で読むときは注意してください(笑)

そんなオタクライフを楽しんでいたレティーツィアだけど、最悪な展開が最後に待ち受けています。
次巻はまだかな…。早く読みたい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 悪役令嬢 溺愛
感想投稿日 : 2022年6月26日
読了日 : 2022年6月26日
本棚登録日 : 2022年3月2日

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