前巻からの女難がまだまだ続きました。
磐音を想うおこん、奈緒を想う磐音、吉原で太夫となった奈緒の心がとても切ない。
第五章の最後、白鶴太夫はどんな気持ちを込めて打掛けを『たれかは知ら』ぬ磐音に贈ったのでしょうか。
小吉の富士山と逆さ富士の例えは江戸の身分制度の闇を上手く表現しているな、と感心しました。この物語に弾左衛門が登場するとは思いませんでした。
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- 感想投稿日 : 2020年3月21日
- 読了日 : 2020年3月21日
- 本棚登録日 : 2020年3月21日
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