無月ノ橋 ─ 居眠り磐音江戸双紙 11 (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2004年11月9日発売)
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本棚登録 : 608
感想 : 45
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前巻からの女難がまだまだ続きました。
磐音を想うおこん、奈緒を想う磐音、吉原で太夫となった奈緒の心がとても切ない。
第五章の最後、白鶴太夫はどんな気持ちを込めて打掛けを『たれかは知ら』ぬ磐音に贈ったのでしょうか。

小吉の富士山と逆さ富士の例えは江戸の身分制度の闇を上手く表現しているな、と感心しました。この物語に弾左衛門が登場するとは思いませんでした。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2020年3月21日
読了日 : 2020年3月21日
本棚登録日 : 2020年3月21日

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