弓張ノ月-居眠り磐音江戸双紙(46) (双葉文庫)

著者 :
  • 双葉社 (2014年7月9日発売)
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本棚登録 : 485
感想 : 49
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とうとう城中で佐野の刃傷事件が起こります。
供に紛れて城に入ったり刀を交換したりと弥助の御庭番衆としての技が光りますが息子同然の元仲間との闘いは弥助の心中を思うと辛いものがありました。
仇を横取りされてしまったような状況になってしまった磐音もどう気持ちに折り合いをつけて行くのか。亡き玲圓との心の会話で前向きな方向に進む道を示されたけれど、やはり死者との交信は読んでいてテンションが下がります…。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
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感想投稿日 : 2021年12月30日
読了日 : 2021年12月30日
本棚登録日 : 2021年12月30日

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