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2010-12-06T04:13:28+09:00
これを読むとらもさんの虜になってしまう。
脈絡がなく、虚でも実でもなく、曖昧で、とらえどころが無い。
酩酊していて、足元は覚束ない様子だし、ラリっているので
たまに何をいってるかよく聞き取れない。
けれど、そんな中で、そんな様子でも、彼は物事の本質みたいなものを
ちゃあんとわかっている気がするのだ。
だから人は彼に魅かれ、彼を愛してしまうんじゃないか。
そんな気がして仕方が無いのだ。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
日本文学
- 感想投稿日 : 2010年12月9日
- 読了日 : 2010年12月6日
- 本棚登録日 : 2010年12月6日
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