タイトルのとおり、不思議な話が披露されるが、それが本当に「奇談」かどうか審査される連作短編集。
謎が不思議で無理矢理なところがなく、謎解きも現実的で説得力がある。
それをこれだけコンパクトに展開するのは、相当腕がある。
アシモフの『黒後家蜘蛛の会』をベースとしているにせよ、単なるモノマネではないところも良い。
続編があれば読みたい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2012年1月17日
- 読了日 : 2012年1月17日
- 本棚登録日 : 2012年1月13日
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