7つの贈り物 コレクターズ・エディション [DVD]

監督 : ガブリエレ・ムッチーノ 
出演 : バリー・ペッパー  ロザリオ・ドーソン  ウィル・スミス  ウディ・ハレルソン 
  • ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
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感想 : 91
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ざっくり言えば「幸せの王子」の人間版かな。自分の不注意で人の命を奪った償いに自分の臓器を提供した男の物語。原題は「ベニスの商人」からヒントを得たそうです。具体的には、7つを分け与えること=7poundsとなぞらえたとか。
また、「幸せの王子」との違いは、純然たる自己犠牲と自己満足な自己犠牲との差。例えば、愛する女性に自分の心臓を移植するために自殺したことを知った彼女の苦しみを考えたのか?もちろん、ドナーの名前は伏せられるはずが・・最後は遺書で自分からバラシたようですが。しかしラストは不覚にも涙してしまいました。

『7つの贈り物』(原題: Seven Pounds)は、2008年米映画。監督はガブリエレ・ムッチーノ。ウィル・スミス演じる主人公は、7人の人生を変えようとする。ロザリオ・ドーソン、ウディ・ハレルソンそしてバリー・ペッパーも出演。

トーマス(ウィル・スミス)は運転中に携帯電話に気をとられ、事故を起こす。その事故で見知らぬ6人と婚約者のサラ・ジェンソン(ロビン・リー)を死なせてしまった。
事故の翌年、トーマスは航空学エンジニアの仕事をやめ、アメリカ合衆国内国歳入庁で働く弟のベン(マイケル・イーリー)のドナー(臓器提供者)となって肺を提供する。さらに6ヶ月後、彼は自分の肝臓をチャイルド・サービスで働くホリー(ジュディアン・エルダー)に提供する。その後も、トーマスは臓器提供を受けるに値する良い人を探し続ける。そしてジュニア・ホッケー・チームのコーチをするジョージ(ビル・スミトロヴィッチ)にじん臓を提供し、男の子のニコラス(クインティン・ケリー)には骨髄を提供する。
トーマスはホリーに「助けが必要なのに求めない人はいないか?」とたずねる。ホリーは同居する男から日々DVを受けているコニー・テポス(エルピディア・カリーロ)を紹介する。トーマスはコニーと2人の子供を海岸沿いにある自分の豪邸によび、家の鍵をあげる。そして、彼はペットのハブクラゲと一緒にモーテルに引っ越すのだった。
トーマスは弟の資格証明書を盗んで、弟の名前であるベンと名乗り、歳入庁のデーターベースを利用してドナーから提供を受けるにふさわしい最後の2人を探す。1人目は盲目でピアノも弾く肉のセールスマンのエズラ・ターナー(ウディ・ハレルソン)。トーマスはエズラ・ターナーの性格を調べるために電話し、目の見えないことを侮辱してわざと怒らせようとするが、エズラは怒るどころか穏やかだった。またエズラ自身の生活も堅実なものであり、トーマスはエズラの人柄を認め、ドナーとして臓器を提供しようと決める。
次にトーマスは、心臓病をもち、グリーティング・カードの印刷業を営むエミリー・ポサ(ロザリオ・ドーソン)と会う。トーマスは彼女と過ごしている間に庭の草刈りをしたり、草原にエミリーの飼っている犬を連れてデートをしたり、壊れてしまった印刷機を直したりする。そうしている内に互いに惹かれ合って恋が芽生え、ドナーとなって心臓を提供しようと決める。
弟のベンが自分のアメリカ合衆国内国歳入庁のIDカードを取り返しに、エミリーの家へやって来る。トーマスはカードを返し、車の中で待つと言う弟を残して家に入るが、裏から逃げ出す。そして常宿のモーテルに帰り、救急へ電話して「この部屋に自殺者がいる」と通報したうえ、氷水を入れた浴槽に毒を持つクラゲとともに沈み、自ら脳死状態になろうとするのだった。(Wikipedia)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: その他
感想投稿日 : 2020年10月6日
読了日 : 2020年10月6日
本棚登録日 : 2020年10月6日

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