ユーモアミステリーというジャンルがあるのかどうか知らないがそうした作家である鯨自身による作家になるまでの苦悩を描いた自伝小説のようだ。しかし、タイトルとは違い作家に成れる道すら見当たらず苦悩する姿が描かれているのだが、本当はその苦悩すらも笑いとばすような生活こそが鯨に期待される作風と言っては勝手な思い込みだろうか。怪しい家庭教師派遣会社とか保険代理店とかの時代の話をユーモアにくるんだような青春物語にして欲しかった。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
小説その他
- 感想投稿日 : 2011年9月13日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2011年8月30日
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