ミステリ短編集。飛びぬけたトリックというわけでもないけれど、意外性のある物語とブラックさも感じられる結末が魅力的な作品が多いです。なかなかに悪辣なのだけれど、傍目にはユーモラスでもあるかも。
お気に入りは「喘息療法」。一番ユーモラスな読み口の作品。くすりと笑えて、ちょこっとだけ温かい気分になるような気も。このあと、この人たちはどうするんだろうなあ、ってなことを考えてしまいました。案外と仲良くやっていけたりして……?
逆にシュールでブラックさ全開なのが「六年目の真実」。ううむ、これもまた知らないほうが良かった真実、なのかなあ。しかしこの結末はあんまりだー。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2019年6月15日
- 読了日 : 2019年6月15日
- 本棚登録日 : 2019年6月15日
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