シリーズ二作目。一見ただの無理心中で片付きそうな事件。しかしそこで見つかる小さな矛盾から、事件の真相をじわじわと追い求めるミステリ。まったりとしたムードながら、実に緻密に手がかりが提示されていくさまはこれぞミステリの醍醐味です。
凶器がカーリングストーンというのも驚きだけど(やっぱりそんなに重いのか!)。今回の一番の驚きポイントはやはり動機でしょう。たしかにそれを示唆するあれやこれやはあったけれど、まさかそこまで、と思ってしまいました。実に印象的です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ミステリ
- 感想投稿日 : 2016年8月21日
- 読了日 : 2016年8月21日
- 本棚登録日 : 2016年8月21日
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