前島賢氏が2010年に発表したセカイ系について解説した著作。ある時期、さかんにサブカル論で使われていた「セカイ系」という言葉がありました。エヴァの影響下で、ぼくときみの問題が「世界の危機」「この世の終わり」などといった抽象的な大問題に直結する作品群のことで、代表作としてハルヒなどが挙げられていました。あれから10年経ちましたが「セカイ系」って聞かなくなりましたね。でも、データベースとしては残っているようなので、似たような作品は量産され続けているような気がします。
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カテゴリ:
300 社会科学
- 感想投稿日 : 2020年7月17日
- 読了日 : 2011年1月21日
- 本棚登録日 : 2012年9月13日
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