上に続き、下を読む。
時代小説は、あまり読んでいませんでしたが、直木賞・芥川賞を読むようになって、何冊か読みました。面白いですね。江戸時代も庶民を題材にしているものも、この本のように、実在の人物をモデルにかかれたものも、人物の心の描写が、ぐっときます。
戦国時代、信長、秀吉、家康…を描いたものは多いですが、絵師であっても、政治の影響を受けるのですね。
狩野派との争いなども、お金や政治力が働いている。
等伯の天才的な才能を持ちつつも、自分に正直に生きてしまうがための苦難…わかるけど、わかるけど、そこは大人になろうよなどど、読者であるある私は思うのですが…自分に正直に生きているからこそ描ける世界観を持っていたのでしょうね。
小説内ででてくる長谷川信春・等白・等伯のその時々で、転機となった絵を見てみたいですね。
人々を魅了してきた、渾身の絵。
狩野派の絵も見たいです。
私に、その凄さがわかるかは・・・・・。
2枚ほど、下記のYouTubeで紹介されていました。
https://www.youtube.com/watch?v=UtWkWHfbbm0
小説読了193冊目。ブクログ内で。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
小説
- 感想投稿日 : 2023年7月26日
- 読了日 : 2023年7月26日
- 本棚登録日 : 2023年7月26日
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