清々しい少年文学。正直に真っ当な生き方をした者が幸せになれるという、気持ちのいい終わり方でした。忠君、忠孝といった戦前の価値観がよくうかがえる作品でもありました。当時の教育の雰囲気も、その一端を見ることができるものでした。政党に関しても、あまりいい書かれ方がしてないのが、当時の一般的風潮なのか、作者の主観なのかはわかりません。まさに世間は大正デモクラシー華やかなりしころでしょうが‥‥
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- 感想投稿日 : 2014年7月8日
- 読了日 : 2014年7月8日
- 本棚登録日 : 2014年7月8日
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