自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

著者 :
  • ダイヤモンド社 (2016年11月26日発売)
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本棚登録 : 3336
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私は昔からいつも忙しいのですが、最近は特にそれが顕著で、やらなければならないことに時間を取られ、やりたいことが全く出来ない自分にイライラ。
なんとかしなきゃと思っていた時に雑誌の書評でこの本を見つけたので読んでみました。

「生産性」を意識し常にそれを高めろ、ということが書かれた本です。
生産性、というと仕事の効率化的なものをイメージしますがそうではなく、あくまで「自分がやりたいこと」をいかに少ない投資資源で手に入れるかということであり、それが生産性を考える上での本質だという考え方に共感しました。

なので、生産性を高める第一歩は自分の欲しいものを正確に理解することです。
方法論については具体的な提示が少なく、それはきっと自分で考えろということなのでしょうから、仕事も家事もPDCAしながら日常生活に溢れる無駄をあぶりだし、優先順位を決めていきたいと思いました。

ヒントになったのは
「自分の時間を簡単に売らないこと、多くのことをやっているように見える人はみんなが当然のようにやっていることをしていない」です。
また、人間関係で言うと
「常に、相手から言われたことを受け入れるか受け入れないか、という二つの選択肢しかないと思い込んでしまうと、多忙さを受け入れるかそれとも嫌われるか、という究極の選択になってしまい、結果として多忙さを受け入れるしかなくなる。そうではなく、最初にやらないと決めてからやらなくてすむ方法を考えるのが時間を捻出するポイント。」

自分らしい豊かな生活のために頑張りたいです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2018年12月3日
読了日 : 2018年12月3日
本棚登録日 : 2018年12月3日

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