怪談えほん「いるのいないの」で強烈なインパクトをくださった京極さんが得意な妖怪をテーマにシリーズとして立ち上げた妖怪えほんシリーズの1冊目。弟か妹が生まれてくるのを楽しみにしていた主人公。ところが弟も妹も生まれてきませんでした。お母さんも戻ってきません…そして彼は夜、泣き声を聴くのです…母親という立場では読むのがとても辛いです。でも彼に対応するお父さんが切なくも素晴らしかった。挿絵の雰囲気にも圧倒されました。シリーズには楽しい話もあるようですので是非手に取ってみたいです。高学年~一般向けとのこと。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2019年6月14日
- 読了日 : 2014年11月2日
- 本棚登録日 : 2019年6月14日
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