【2017年・第15回『このミステリーがすごい!大賞』大賞受賞作】 がん消滅の罠 完全寛解の謎 (『このミス』大賞シリーズ)
- 宝島社 (2017年1月12日発売)
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余命宣告されて保険金を受け取った後の癌完全寛解が続いたことに疑問を覚えた医師が、それを追いかけるうちに元恩師の病院と何らかの関係があることに気づきます。私自身は調べたことがあるので多少の知識は持っていましたが、実際にがん研究センターで癌研究のキャリアを持つ作者だからこその丁寧な描写には、今まで興味のなかった人にもわかりやすく訴えるものだと思います。でも色々なことを盛り込みすぎたのか、読みやすくはなかったですし最後のひとつはいらなかったような気がします。後半の怒涛のような展開はミステリとしては楽しめました。
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- 感想投稿日 : 2019年6月14日
- 読了日 : 2018年2月8日
- 本棚登録日 : 2019年6月14日
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