大学を出て14年間働いた前職で燃え尽き症候群になった36歳の彼女がハローワークで様々な仕事を紹介される。
短期間のうちに5つの職を体験して何かを感じ取ったって感じの作品でした。
あっ、でもこれダメなやつでした。
ありそうで、なさそうな架空の仕事なんですよね。
特に意味もなさそうな主人公の趣向回路に流されて、
波長が合わなかったみたいで興味が出ませんでした。
そんななか次第に飽きてくるんですが最後まで読み切ろうと大好きな山関連のワードを拾ってました。
1話目では、監視の対象者の名前が山本山江ってフルネームで終始語られてたことと、
2話のバスのアナウンスで出会った江里口さんが全然自分語りしないなか唯一証した過去が女子大時代に山岳部に入っていたこと
3話のおかきの袋の一口ためになる話に、100名山を候補にしてたとこ
そんなところでなんとか集中切らさずに読んでこれたんですけど、4話と5話では山関連のワード出てこなかったんです。
仕事とかもそうだと思うんですが、興味ないことするのって地獄じゃないですかぁ。
少しでも興味あること見つけて、飽きないようにしなければ退屈すぎて死んでしまいそうでした。彼氏とか友達もいなさそうだし、趣味もなし。
あっ転職が趣味だったかも・・
大体、主人公の36歳の女子最後まで名前明かさず終わってしまうなんて、読者に対して距離取りすぎで平行線のまま感情を表してくれないんですよ。まぁ、仕事に取り組む姿勢は真面目で落ち度がないんですが、彼女に興味持てませんでしたぁ。
- 感想投稿日 : 2024年4月29日
- 読了日 : 2024年4月28日
- 本棚登録日 : 2024年4月29日
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